Linphoneには複数アカウントを登録することができますが、どのアカウントに着信したかがわかりません。
そこで、着信コンテキストでcalleridを書き換えてみました。
exten => 0300000001,1,Set(CALLERID(number)=会社A ${CALLERID(number)}<#1#${CALLERID(number)}>)
same => n,Dial(SIP/201/${EXTEN},60,rtT))
same => n,Hangup
exten => 0300000002,1,Set(CALLERID(number)=会社B ${CALLERID(number)}<#2#${CALLERID(number)}>)
same => n,Dial(SIP/201/${EXTEN},60,rtT))
same => n,Hangup
こうすると、それぞれ「会社A 発信者番号」「会社B 発信者番号」と表示されるのでどこにかかってきたかが一目でわかります。
折り返す時は<>の中が使われますので、それぞれ「#1#発信者番号」「#2#発信者番号」へ発信されます。
半角スペースは使えないのでスペースは必ず全角で。
そして、発信時には追加したプレフィックス「#1#」「#2#」を判断して発信者CALLERIDを設定します。
exten => _#1#,1,Set(CALLERID(number)=0300000001)
same => n,Dial(SIP/${EXTEN}@pstn,60,rtT))
same => n,Hangup
exten => _#2#,1,Set(CALLERID(number)=0300000002)
same => n,Dial(SIP/${EXTEN}@pstn,60,rtT))
same => n,Hangup